qunitamaのモノづくりブログ

レザークラフトなど、モノづくりのブログです

iPad mini レザーケース製作記(4)Apple Pencilホルダー立体成型

切り出したレザーでApple Pencilホルダーの立体成型を行います。

f:id:qunitama:20191021224155j:plain

立体成型用レザー


立体成型後の上部は湾曲してしまい、ヘリ落としが難しいので、先に行います。

f:id:qunitama:20191021221630j:plain

上部のヘリを先に落とす

次に、水をかけます。

その際、裏(床面)からもかけて、完全に浸透させます。 

f:id:qunitama:20191021224456j:plain

浸透後

そして治具にセットします。

f:id:qunitama:20191021231642j:plain

治具セット

この状態で一晩寝かせます。



 

iPad mini レザーケース製作記(3)切り出し

Amazonから届いた1.5㎜厚、A4サイズのヌメ革です。

f:id:qunitama:20191016223827j:plain

A4サイズ ヌメ革

このヌメ革1枚目から本体用とApple Pencilホルダーを、2枚目からは本体用を切り出します。

そこで登場するのがディスクカッターです。 

f:id:qunitama:20191017192318j:plain

CARL ディスクカッター DC-210N

このディスクカッターで下記の切り出しを行います。

  • 183mm×229mm ・・・ 2枚
  • 50mm×165mm ・・・ 1枚

 

f:id:qunitama:20191021205911j:plain

切り出し後のレザー

切り出し終了


 

 

 

 

iPad mini レザーケース製作記(2)Apple Pencilホルダー成型治具

Amazonに注文したレザーですが、届くのを待っている間に、以前作成したApple Pencilホルダーを作成するための治具をご紹介させていただきます。

f:id:qunitama:20191013220838j:plain

Apple Pencilホルダー治具

材料は、家にあった端材とホームセンターで購入した直径9mmの木の棒で作りました。

Apple Pencilの代わりの木の棒は、先端をカッターで削りました。

図面におこすとこんな感じです。

f:id:qunitama:20200103075612p:plain

Apple Pencil ホルダー 成型治具

 

iPad mini レザーケース製作記(1)検討

はじめに

娘にiPad Proを取られてしまい、悩んだあげく購入したiPad mini(第5世代)。

f:id:qunitama:20191011085851j:image

ガラスフィルムを貼って、クリアケースにも入れて持ちあるいています。

f:id:qunitama:20191011085935j:image

 平日の通勤は、ビジネスリュックのポケットに入れているので、遊びが無く擦れる事もありませんが、土日は遊びの多いプライベート用リュックに入れて持ち歩いていますので、封筒型レザーケースを製作する事にしました。

 

封筒型レザーケース製作要件

  • クリアケースに入れたままレザーケースに入れられる
  • 購入予定のApple Pencelも一緒に持ち歩けるようにする

計測

クリアケースに入れた状態で、横幅・立幅・厚みを計測しました。

横幅:139mm
縦幅:207mm
厚み:9mm

切り出しサイズ計算

以前、Excelで作成した切り出しサイズ計算シートで実際の切り出しサイズを計算すると

f:id:qunitama:20191005225720j:plain

切り出しサイズ計算

切り出しサイズ(横) 183mm

切り出しサイズ(縦) 229mm

 

と、なりました。

 

Apple Pencilホルダー用レザーの切り出しサイズは、過去の製作実績から、

切り出しサイズ(横) 50mm

切り出しサイズ(縦) 165mm

とします。

 

 検討した結果から設計図を作成しました。

f:id:qunitama:20200103074656p:plain

iPad mini レザーケース 設計図

設計した結果、A4サイズのヌメ革(生成り)2枚をAmazonで購入します。

ちなみに厚みは過去の経験から1.5mmとします。